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歯医者さんに行くのは「歯が痛くなってから」と思っていませんか?
治療ではなく予防のために、痛みもないのにわざわざ歯科医院に通うメリットはあるのでしょうか。
近年、歯科でも症状が現れる前に予防的な治療をする「予防歯科」の重要性が指摘されるようになってきています。
予防歯科では、むし歯や歯周病などのお口の中の病気を未然に防ぐための検査や治療を行います。
症状が出る前から定期的に歯科医院でメンテナンスをすることで、将来的に歯を失うリスクを減らすことができるのです。
むし歯や歯周病の早期発見
予防歯科医院で定期的に検診を受けることで、むし歯や歯周病を早期に発見できます。
早い段階であれば治療も軽く済みます。
健康な歯を
長く維持し続けられる
ご自身の歯は削ったり抜いてしまうと、代替えの修復物で機能を取り戻すことはできますが、歯そのものを元に戻すことはできません。修復物は天然の歯よりも耐久性が低く、一度治療した歯はその後も治療が必要となる場合があります。
できるだけご自身の歯を残すためにも予防歯科の受診はメリットがあります。
経済的負担が軽くなる
定期検診にも費用はかかりますが、長い目で見た時に歯科治療にかかる費用を抑える効果があります。
むし歯や歯周病などの症状が進んでしまってからの治療は、費用も治療期間も多くかかってしまいます。
<2020年4月診療報酬改定>
2020年4月以前は、予防歯科の観点で必要とされる治療は自費でした。
現在は保険適用の対象になっていることから、より予防歯科治療を受けやすい環境が整っています。
予防歯科で減らせるリスク
むし歯・歯周病
歯の汚れ・着色
口臭
全身疾患
プロフェッショナルの手による歯のクリーニング
すずき歯科五反田Gタワークリニックの予防歯科では、PMTCをお受けいただいています。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略です。
訳すと「歯科医師や歯科衛生士などプロによる(Professional)、専用器具・器械を使用して(Mechanical)、歯を(Tooth)、磨く(Cleaning)こと」となります。
PMTCでは歯みがきでは落としきれなかった歯垢や歯表面の細菌の膜(バイオフィルム)を除去することができます。
またコーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコのヤニなどによる頑固な着色汚れも取り除くので、健康的で美しい歯本来の白さを取り戻すことができます。
PMTCは自費[全顎1回:所要約1時間/9,900円(税込)]となります。
3か月に一度のお手入れをお勧めしています。
年齢に応じた予防歯科
すずき歯科五反田Gタワークリニックでは単にむし歯や歯周病の予防をするだけではなく、対象年齢を3つのステージに分け各ステージに合った予防法を行います。
この時期は無歯期~永久歯列完成期であり、劇的に成長・変化する時期です。
単にむし歯の予防や歯列矯正(歯並び)だけではなく、嚥下機能・咀嚼機能・構音機能・口呼吸・栄養といった小児口腔機能発達評価、支援も行います。
この時期はむし歯や歯周病によって歯を失わないように、定期的な口腔ケアが必要な期間です。多くの場合、むし歯→抜髄→根尖性歯周炎→歯根破折→抜歯、歯周病→抜歯という経過をたどり、歯を失います。
歯並びが悪く口腔ケアが難しい場合には、矯正治療も必要となります。出来るだけ歯を削らずに天然歯であることが、歯を失うことを防ぎます。やむを得ず歯を失ってしまった場合には、残った歯にダメージを与えない治療法を選択しなければなりません。歯科の治療は、ブリッジ・入れ歯・インプラントの三つに分けられます。どの治療法が最も良い方法なのか選択するのも予防歯科の一つです。
現在の日本は、65歳以上の人口の割合が全人口の21%以上を占めている「超高齢社会」です。今後も高齢者率は高くなると予測されており2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。
2019年のデータでは「平均寿命」は男性81.64年、女性87.74年となっています。しかしながら、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送っている期間を示す「健康寿命」が、男性72.68歳、女性75.38歳となっています。この平均寿命との開きをなるべく縮めるために口腔ケアが重要だと考えられています。
青年期・成人期・壮年期(13歳〜64歳)の予防歯科と同様の予防法に加えて老年期特有のケアを行います。
予防歯科をより深く理解するための用語集