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睡眠時に空気の通り道である鼻から喉にかけての上気道が狭くなることにより、いびき・無呼吸・低呼吸が頻繁に起こることで睡眠障害とその合併症が認められる病態のことです。
寝ている時の状態は自覚が難しいですが、起きている間に強い眠気をもたらしたり、だるさや倦怠感、集中力が続かないなどの生活の質の低下、作業のミスや交通事故を起こすなど社会的な問題に発展する疾患です。
睡眠時無呼吸症候群の合併症としては、高血圧や不整脈、心不全、2型糖尿病などが報告されています。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患もSASとの関連が指摘されています。
睡眠時無呼吸症候群
(SAS)の
診断について
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の確定診断には終夜睡眠ポリソムノグラフィ検査または検査室外睡眠検査を行います。
寝ている間に起こる無呼吸(10秒以上の呼吸停止)と低呼吸(10秒以上の30%以上の呼吸換気量低下あるいは3〜4%以上のSpO2(体内のヘモグロビンと結合した酸素量の割合)の低下)の平均回数により、軽症、中等症、重症に区分されます。
AHIとは無呼吸(10秒以上の呼吸停止)と低呼吸(10秒以上の30%以上の呼吸換気量低下あるいは3〜4%以上のSpO2の低下)の1時間あたりの平均回数
〜診断書・紹介状をお持ちください〜
歯科で行われる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法であるスリープスプリント(睡眠時無呼吸症候群用マウスピース)は、耳鼻咽喉科、呼吸器科など医科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、歯科に依頼された場合に限り保険適用となります。
歯科医師は病気の診断が出来ませんので、担当医師にご相談の上、診断書・紹介状をお持ちになってご来院ください。
睡眠時無呼吸症候群
(SAS)
治療の大切さ
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を治療しないまま放置すると、高血圧症や虚血性疾患を含む心循環器、糖尿病などを誘起し、それらの症状が動脈硬化や血栓形成につながり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクにつながるという悪循環をきたすことになります。
合併症を避けるためにも、いびきや日中の強い眠気、倦怠感など気になる症状のある方は、是非一度ご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
(SAS)治療を
受けた方の声(改善例)
AHI30(重症)で閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断され、呼吸器科にてnCAP治療を受けていますが改善が見られず、睡眠時無呼吸症候群の治療用の口腔内装置を知り受診しました。口腔内装置を使用してからすぐに効果が現れ、装着していればAHI10を切り、軽症になりました。
夏場にnCAPを着けて寝ると鼻の周りに汗をかいてかぶれるし、煩わしくて寝られませんでした。
マウスピースだと呼吸も楽で寝られるようになりました。