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診療案内
Suzuki dental clinic

すずき歯科五反田Gタワークリニック
診療案内インプラント治療

インプラント治療

むし歯や歯周病、事故など、何らかの理由で歯を失ってしまった方、入れ歯を入れたのに固い物が噛めなくなったり、発音が不明瞭になってしまった方のお悩みや不満を解消できる「第三の歯」インプラント(人工歯根)。
インプラント治療は、天然の歯と同等の「噛む力」を回復できる治療法です。

インプラント治療では、まずインプラントをあごの骨に埋め込みます。3ヶ月から6ヶ月後、骨とインプラントが結合したら、アバットメントという軸を装着し、それを土台に上部にクラウンをかぶせます。
失われた歯に代わり自分の歯と同じような外見、感触、機能をもっているのが特徴です。

インプラント治療 INDEX

精密な診断で行う
インプラント治療

当院では2005年開院時よりインプラント治療に取り組んでおり、多くの症例に対応してきました。また、確実なインプラント埋入のために最新の機器を導入し、安全で精度の高いインプラント治療を行っています。

  • 血管や神経の位置も立体的に正確に確認することができる高精度で鮮明なCT画像を用いたシミュレーション
  • 3D可視化により直感的でわかりやすい治療計画の策定
  • CTデータとCERECデータをマッチングさせて正確なサージカルガイドを作製し、より安全な施術を実現

サージカルガイドを用いた
インプラント治療

サージカルガイドとは

CT撮影された高解像度の画像をコンピューター上で3D化(立体化)する診断用装置のことです。インプラントの人工歯根を埋め込む位置や角度や深さをガイドし、神経や血管を傷つけるリスクを減らし、適切にインプラントを埋入ために使用します。
>> サージカルガイドの作製の流れ

専用のソフトでCTデータを読み込みインプラント治療をシミュレーション

専用のソフトでCTデータを読み込みインプラント治療を
シミュレーション

成形したサージカルガイドを模型で確認し、インプラントを埋め込む位置や角度を確認

成形したサージカルガイドを模型で確認し、インプラントを
埋め込む位置や角度を確認

天然の歯のように
噛めるインプラント

むし歯や歯周病で永久歯がなくなった(抜歯した)後は、入れ歯(義歯)やブリッジ(架工義歯:両隣の歯に被せた冠と連結した人工歯で、歯の欠損部を補う治療法)での治療が一般的です。
しかし、入れ歯は噛みごたえが悪かったり外れやすかったりし、また、部分入れ歯は装着するための金具が外から見えてしまいます。ブリッジは、人工歯を支えるために両隣の健康な歯を削らなくてはなりません。

そこで生まれたのが「インプラント(人工歯根)」です。インプラントは、失った歯の代わりにあごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。「歯の根」を作ることで天然歯と同じようにしっかりと噛めるようになります。
「噛む力の回復」は、食べる楽しみや健康の回復にもつながります。

天然の歯のように噛めるインプラント

インプラント治療(人工歯根)と従来の人工歯治療の比較

インプラント治療が従来の治療法(ブリッジ・入れ歯)とどのように違うのか、どんな利点があるのかを、ケースごとにご説明します。

歯が1本抜けた場合
(ブリッジとの比較)

インプラント ブリッジ
歯が抜けてしまったら、一般的にはブリッジで欠損歯を補います。
ブリッジは冠状の支台と欠損歯を補うための人工歯が連結しているため、中央の人工歯を支えるために欠損部の両隣の歯を削って土台にしなければなりません。また、平均して約8年で、支えている歯にトラブルを生じるといったデータがあります。
インプラントは支台が必要ありませんので、両隣の歯を削らずに欠損部を補うことができます。

歯が数本〜全て抜けた場合
(入れ歯との比較)

インプラント 入れ歯
歯が数本抜けた場合は“部分入れ歯”、歯を全て失ってしまった場合は“総入れ歯”で欠損歯を補います。
部分入れ歯は、義歯を固定するための金具が目立つだけでなく、歯や口腔内を傷つけることもあります。しかし、インプラント治療なら、歯のない部分に必要な数のインプラントを入れ、人工歯を固定するため、天然の歯並びと変わりません。
“総入れ歯”は歯根がないので、ずれたり外れたりしやすいという大きな欠点があります。また食べ物が隙間に入ると、痛みの原因にもなります。
しかし、インプラント治療なら、インプラントを数本入れ、入れ歯を固定するための維持装置を取り付けるので、ぐらつきがなくなります。

インプラント治療のメリット

インプラント治療は見た目だけでなく、使用感や機能面でもメリットがあります。
(症例や個人の感じ方によって差はあります)

好きなものを
食べることができる
あごの骨に直接人工歯根を埋め込むので、噛む機能が天然の歯と同等に回復します。
インプラントが骨と結合しているので安定性があり、噛み心地は天然歯と変わりません。リンゴでもステーキでも安心して食べることができるので、栄養をきちんととることができます。

笑顔を取り戻すことが
できる
口腔内に金具を取り付ける必要がなく、見た目が天然歯のように自然なので、自信をもって笑ったり話したりすることができ、毎日の生活が活気づきます。
歯茎に噛む力(刺激)がかかるので、歯茎の健康を保つことができます。あごがやせることによる口元の「老い」がありません。
健康な歯に
負担をかけない
ブリッジなど他の治療法と異なり、まわりの健康な歯を削ったり抜いたりする必要がありません。
失われた歯を
根本から修復
失われた歯根の部分を代用する治療法はインプラント治療だけです。歯根がない状態では顎の骨が萎縮してしまうことがあります。
接着剤が不要
義歯装着のために接着剤等を使うわずらわしさ、不快感から解放されます。
使用中の入れ歯を
サポート
現在使用している部分入れ歯、総入れ歯を安定させるための土台とさせることができます。

インプラント治療の
副作用・リスク

インプラント治療は術後も定期的なメンテナンスが必要です。
また健康保険が効きませんので自費診療となります。
当院では、事前診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全性を期したインプラント治療を心がけております。
不安なことやわからないことは、診療の際に気兼ねなくご質問ください。

歯科インプラントは外科手術を伴います

当院では鮮明で正確なCT画像データをインプラント専用の高精度解析ソフトで立体画像化し、治療計画を立てます。
そして、インプラントを埋込むドリルの方向や深さを正確に導く保持器具(サージカルガイド)を作成し、より安全な施術を実現しています。
術前にしっかり準備することで安全性、正確性を高めています。

インプラント治療の副作用・リスク軽減のための事前診査・診断

インプラント手術時、手術後の副作用、リスク

手術後の腫れ・痛み
個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2〜3日で治まります。
血管損傷・神経麻痺
これは血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査〜計画を入念に行うことでこのトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日〜数週間の時間が必要です。
上顎洞膜を破る可能性
上顎にインプラントを埋入する際は、上顎洞膜を破る可能性があります。その場合、他に埋めることが可能な場所を検討します。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
インプラントが骨と結合しない可能性
お身体の状態や細菌感染により、術後インプラントが骨と結合しない場合があります。
この場合、原因を取り除いて、ご希望により再治療を行います。
インプラント治療の副作用・リスク軽減のための事前診査・診断

インプラント治療に
適さない方

  • 骨粗鬆症や重度の糖尿病の方、免疫力や抵抗力が低下している方は治療できない可能性があります。
  • 口腔内の衛生状態の悪い方、骨の弱い方、全身疾患がある方は手術できない場合があります。
  • 普段服薬しているお薬等が治療に影響する可能性がある方は手術できない場合があります。
  • 煙草は予後に影響を及ぼすため、手術前後は控えていただく必要があります。
  • 骨の成長が止まる20歳前後まで、また妊婦の方は手術不可となります。
あごの骨が足りない場合
インプラントを固定するために骨造成治療が必要となることがあります。
その場合、別途骨造成の費用がかかります。また骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3〜6ヶ月間の治癒期間が必要です。
骨造成が先に必要となる場合、インプラントがすぐに埋入できないことがあります。
歯ぎしり、くいしばりの強い方
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性があります。
日ごろから丁寧なメインテナンスが必要となり、咬合調整やナイトガード(マウスピース)の装着も必要になる場合があります。

インプラント治療の流れ

インプラントは外科手術を伴うためリスクもありますが、当院では丁寧なカウンセリングや事前準備、メンテナンスなどを適切に行い安全性、正確性を高めています。

1.カウンセリング

ご来院いただき、ヒアリングし、インプラント治療に関する詳しいご説明をします。

インプラント治療のためのヒアリングと詳しいご説明
  • 現在の口の中の状態を確認
  • 患者さまの要望の確認(治療期間や費用)
  • 治療法の提案、他の治療方法との比較

2.検 査

口の中の状態を詳しく調べるために、検査と撮影を行います。

インプラント治療のための検査
  • 口腔内診査
  • 歯肉の検査
  • レントゲン写真撮影
  • 口腔内写真撮影
  • CT撮影
  • 歯型取り(歯列模型の作製)
  • サージカルガイドの作製
     → 詳しく見る

3.治療プランの検討・立案

専用ソフトを用いてインプラント治療のシミュレーションします。

専用ソフトを用いてインプラント治療のシミュレーション
問診と検査の結果をもとに、最終的な治療の目標についてご説明します。
このときに見積書や治療計画書をお渡しします。

4.前処置

インプラント治療を開始するに当たり、口の中の環境を整えます。
これは非常に大切な処置で、インプラント手術を成功させるためのキーポイントになります。

インプラント治療のための前処置
  • 抜歯

    保存ができない歯を抜きます。

  • 歯周治療

    口の中の歯肉の状態を改善させます。

  • むし歯の治療

    必要と思われる部位においてむし歯の治療を行います。

  • 仮歯の作成

    ケースによっては、固定式か取り外し式の仮歯を作製します。
    術後にインプラントと骨が結合し、インプラント体に人工歯が装着できるまで使用します。

5.口腔内全体の
クリーニング

手術の前に口の中全体のクリーニングをケアルームで行います。
前処置と同様に術後の感染を防ぐために非常に大切な処置です。

6.手 術

当院では1回法、2回法ともにバイコンデンタルインプラントを使用しています。

1回法:

手術回数が1回であるということと、術後早ければ3ヵ月ほどで治療が完結できるというメリットがあります。
しかし、ケースによっては2回法に比べて審美的に劣る場合もあります。

2回法:

手術が2度必要ですが、審美を重視する場合に向いています。
治療期間は半年ほどかかる場合が多くなります。しかし、2回目の手術は歯肉を少し切開する程度であるため手術時間は短く、術後の痛みもほとんどありません。
歯肉の治りが良いため、審美性を重視するような場合には適していると考えられます。

バイコンデンタルインプラントの詳細はbicon Japanをご参照ください。

7.メンテナンス

人工歯を装着し、数回経過を観察した後に、メンテナンスに移行します。

インプラント装着後のメンテナンス
メンテナンスはインプラントを長期的に安定した状態で維持していくためにとても大切です。必ずご来院ください。
患者さんの口の中の状態によっては異なる場合もありますが、メンテナンスは6ヵ月間隔で行います。
何か疑問点や気になることがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
メンテナンスで行うこと
  • 全体的な噛み合わせのチェック
  • インプラント周辺のレントゲン撮影
  • 口の中全体の歯肉のチェック
  • 口の中の全体的な清掃

サージカルガイドを用いた
インプラント治療

インプラント治療を行う上で、1つの重要なポイントになってくるのは、インプラントを埋入する部分の骨の状態です。
この骨の状態が悪い場合には、インプラントが骨と結合する確率が低くなってしまいます。

当院ではCT撮影された画像をコンピューター上で3D化(立体化)する診断用の装置「サージカルガイド」を用いてインプラント埋入位置を事前にコンピュータシミュレーションしています。

インプラントを埋入する際には、サージカルガイドを患者様の口腔内にセットし、シミュレーション通りの位置・角度にインプラントを埋入することでより正確にインプラント治療を行うことが出来ます。

院内にはサージカルガイドを作製できる設備も備えております。開院時より多くの症例を経験してきた院長が、CT画像データで得られた骨の状態やシミュレーションをもとにサージカルガイドを設計し製作しています。
術前には患者様にも実際に使用するサージカルガイドを用いて、治療の内容を丁寧にご説明しております。

サージカルガイド
作製の流れ:症例1

下の奥歯(下顎第一大臼歯)

インプラント埋込のためのコンピュータシミュレーション
CT撮影された画像を専用のソフトで読み込み、インプラントを埋め込む位置や角度、深さなどをシミュレーションします。
下歯槽神経
下顎には三叉神経の第三枝の「下歯槽神経」が通っています。
この下歯槽神経を傷つけてしまうと、下唇や口角部、歯茎にまでしびれや麻痺の症状が現れます。そのためインプラント埋入の際には下歯槽神経を避けることが必須となります。
画像内の白い点線部分が下歯槽神経です。
CTではこのように神経も表示されるため、より精度の高いシミュレーションを行うことができます。

作製されたサージカルガイド

作製されたサージカルガイド
シミュレーションして設計し、製作されたサージカルガイドです。
歯型模型にセットして具体的な説明もでき、術前の患者様の不安を取り除くことにも繋がります。
シミュレーション画像
インプラント埋入時には患者さまの口腔にセットし、このガイドに沿ってインプラントを埋め込みます。
サージカルガイドはインプラント治療の精度を高めるとともに、施術時間を可能な限り短くし、患者様の負担をなるべく軽くすることにも繋がります。

サージカルガイド
作製の流れ:症例2

上の前歯(中切歯)

石膏模型
石膏模型で得られる情報は、咬み合わせや歯の大きさなどに限られています。
インプラントを埋め込む歯の根っこ部分(歯茎の部分)の状態を細かく確認することはできません。
シミュレーション
CT撮影された画像を専用のソフトで読み込み、インプラントを埋め込む位置や角度、深さなどをシミュレーションします。断面図など、診察だけでは判断しづらい部分もCT画像データを使い確認することができます。

作製されたサージカルガイド

作製されたサージカルガイド
作製されたサージカルガイド
写真では顎骨模型で再現していますが、実際には患者様の顎の骨にサージカルガイドを装着し、インプラントを埋入するための穴を形成します。

当院では上記の方法の他に、複数のインプラントを一度に埋込する際には、SICATと呼ばれるCT画像データ専用の高精度解析ソフトを用いた診断を行っています。

骨の量が不足している場合のサイナスリフト(骨増成手術の一種)や範囲の広いGBR(骨造成)を行なう場合、あるいは、下顎のインプラント治療で下歯槽神経が近い場合など骨の形態を正確に診査する必要がある際に最も有効な診断方法です。
また、SICATは歯周病治療の診査にも有効に活用することが出来ます。

SICATを用いた診断でも上記と同様にサージカルガイドを作製しており、安全な位置へのインプラント埋入はもちろんですが、他にも手術時間を短縮することができるというメリットがあります。

インプラント治療
よくあるご質問

どんな場合にインプラント治療が適していますか?
1本でも数本でも歯を失ってしまった場合、または現在の義歯に満足していない場合、インプラント治療を行うことができます。
インプラント治療を行うことにより、以前のように思いきり笑ったり、話したり、食べたりすることができるようになります。
治療は誰でも受けられますか?
健康な方であれば、基本的にどなたさまでも治療は可能です。
重度の疾患により医師から外科処置を禁じられている方や放射線治療の既往症をお持ちの方は、禁忌となる場合があります。
お口の中の状態によっては、十分な検査や術前処置を要することがありますので、まずは担当医にご相談ください。
喫煙者でもインプラント治療は可能ですか?
喫煙するとインプラント埋入部分が治りにくくなる可能性がありますが、喫煙者はインプラント治療が不可能というわけではありません。
治療と喫煙の関係について、主治医とよくご相談ください。
治療の痛みが心配なのですが
手術時は局所麻酔を行うので、痛みは最小限に抑えられます。
術後は、数日間軽いうずきを感じるかもしれませんが、通常は鎮痛剤で緩和されます。
手術後どれくらい仕事を休まなくてはなりませんか?
インプラント手術は通常日帰り手術にて局所麻酔下で行います。

激しい運動を避けていただければ、手術日から普段通りの生活が可能です。
手術の際に入院は必要ですか?
一般的に入院の必要はありません。
術後の食事やハミガキ、薬の服用については主治医の指示に従ってください。
治療にはどれくらいの時間がかかりますか?
手術後、インプラントがあごの骨と結合するのに3ヶ月は必要です。
骨質の問題や、骨移植処置が必要な場合は、長くかかることがあります。
治癒期間中の口の中はどういう状態ですか?
治癒期間中は必要に応じて暫間義歯を装着します。見た目などの心配はありません。
一度入れたインプラントに寿命はありますか?
インプラントがむし歯になってしまう心配はありませんが、歯ぐきの病気である歯周病になってしまう可能性はあります。
天然歯と同様、一生もつかどうかは定期的なクリーニングとメンテナンスが必要と言えます。
インプラントはどれくらい長持ちしますか?
インプラントがどれくらいの期間その機能を保つことができるかは、顎の状態、全身状態など個人差があるため一概には言えません。
定期検診を必ず受け、口の中の衛生をしっかり管理することがインプラントを長持ちさせるポイントです。
治療完了後、インプラントの手入れ方法は?
自分の歯と同様に歯磨きを行って下さい。
インプラント治療を行った歯は虫歯になることはありませんが、歯肉の部分は歯周病になる可能性があるので、普段からきちんとお手入れをして下さい。
保険は適用されますか?
インプラントは保険適用外処置のため、自費でのご負担となります。
また手術費用とインプラントの材料費、インプラントに装着する義歯の費用がかかり、個人の治療の必要性によって異なります。

インプラント治療費

インプラント治療は保険適用外(自費治療)です。
料金は改定される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

CT撮影

16,500円

サージカルガイド

16,500円

1次オペ、2次オペ
(上部構造* 含む)

440,000円

*上部構造とは歯に相当する部分で、ジルコニアやセラミック、メタルボンドなどを用います。